コスモソフィア・ホリスティック研究所を主宰するのは、主に心の研究をしてきたスピリチュアリストの妻 西口のり子です。
しかし、夫は医学博士・物理学博士でバリバリの理科系という正反対といっていい道を歩んでいました。
30年近くそれぞれ別の活動をしてきた夫婦が、あるとき同じテーマに注目しました。
「本当の元気って、いったい何だろう?」
一人の人を心身共に元気にすることが、なんと奥深いのかと、両者がひしひしと感じていたからです。
そこで「医学×スピリチュアル」を融合させ、
人間を理解するには、身体・心・霊すべての領域に感性をもつべきだとの考えから、おたがいの情報をいろいろに交換し合い、
またクライアントさんにもご協力いただいてさまざまな心身調整法の研究を始めたしだいです。
コスモソフィア・ホリスティック研究所。この「ホリスティック」は、ちょっと聞きなれない言葉かもしれません。
実は「ホリスティック」とは、ギリシア語の「holos―ホロス」を語源としており、“全体性”というような意味をもっています。
現代はまだまだ細分化の時代。対象を細かく分けて細部から見ていくのが主流です。たとえば人の身体に関することでいえば、病気になったときも、病院ではひとりの人の身体を見るのに各科に分けて見ています。内科、循環器科、泌尿器科、婦人科…胃が痛いといえば「胃だけ」、肩が痛いといえば「肩だけ」を見るような塩梅です。
しかし、東洋の考え方はちょっと違っています。胃をよくするために足のツボを刺激するなど、身体のどこかを刺激することで別のところがよくなるという事実を突き止めています。これは、身体全体はどこかでつながっているということに他なりません。
また、人は体調がよくなると気分もよくなるなど、身体と心もつながっています。逆に、心にストレスがあると身体が病気になるということもあるでしょう。そのような心身相関については、最近はよく知られています。
さらに、私たちは心身を働かせて行動していくわけですが、その行動によって生活の質(クオリティ オブ ライフ)が変わり、生き方が変わる。つまり、心身と人生(いのち)は繋がっています。
もちろん、私たちを取り巻く環境も私たちに大きな影響を及ぼし、私たちの行動もまた環境に大きく影響するので、人間は周囲の環境ともつながっていると言えます。
こうして人間の全体を視野に入れ、身体も心も魂(いのち)も、そして生活環境すべてを見て、それらをバランスよく、最高のクオリティで心地よい状態を創り上げていくというのが“ホリスティック”という考え方です。
当研究所では、それを実現するために、次のことを大切にします。
〇人間を心身魂・環境すべてがつながっているものと見る。
〇できる限り自然な形で、人間本来の力(自然治癒力とホメオスタシス—理想的な状態をキープする能力)を引き出す。
〇自分の心身や環境に起こることには、深い意味があることに気づく。
〇自分をよく見つめ、自分自身を大切に癒す。
〇健康と心地よい生活環境を、自分で創造する。
人間を肉体だけの存在として見るのではなく、心も、魂(いのち)も環境も含めてすべてはひとつという考え方に則り、古今東西のホリスティックな技術を使えば、あなたにとっての理想的な生き方が、必ず実現されるものと確信しています。